有岡くんの魅力を味わい尽くすフルコース(セトリ)を作ってみました。
バラエティの有岡くんも大大大好きだけど、やっぱりコンサートで輝いてる有岡くんが大好きだ。堪らなく好きだ。
心の臓がぎゅんとなって、「あ~~~ありがとう~~~」っていう気持ちが溢れる。
素晴らしい有岡くんの瞬間を、宝石にして、コレクションして、見たい時に取り出して眺めてる気分。
有岡くんの魅力を味わい尽くすフルコース(セトリ)を作ってみましたので、一緒に味わっていただければ嬉しいです。
✄-------------------‐✄
〇目次
【前菜】
・Ready Go (smart)
・Viva!9’sSOUL (JUMPing Carnival)
【スープ】
・Oh!アイドル (smart)
【魚料理】
・My Girl (DEAR.)
【肉料理】
・Bubble Gum (Sense or Love)
【ソルベ】
・スタートデイズ(1/0)
・スクールデイズ (smart)
【生野菜】
・RELOAD (smart)
【甘味】
・Puppy Boo (JUMPing Carnival)
【果物】
・Chau# (JUMPing Carnival)
【コーヒー】
・UNION (JUMPing Carnival)
✄-------------------‐✄
それでは「いただきます!!!!」
【前菜】
・Ready Go (smart)
このフルコースを飾る前菜に相応しい一品です。
オススメのお召し上がり方は、
「全体のアングル→ソロアングル→全体のアングル」です。
まず全体のアングルをじっくり味わってください。「いくぜ!!!これから俺らの時代だぜ!!!」というフレッシュさと勢いを感じ、ワクワクする気持ちを楽しんでいただけます。
その後、有岡くんのソロアングルを味わってください。「まだ有岡大貴のソロアングル見てないよ!」って人は、ぜひ見てください。
見終わった後の、圧倒的多幸感をお約束します。特に有岡くんの爽やかな笑顔は天下一品です。
最後に、全体のアングルを味わってください。
そうすると、あれ不思議。全体のアングルを見てるのに「カメラが映ってないところで、有岡くんこんな動きしてるんだもんな~」って有岡くんのことを考え始めます。
そしたら、それはもう有岡沼に片足突っ込んでます。
それでは有岡くんのソロアングルの見どころをご紹介します。
まず登場シーンから。
このJUMP力。非常に活きがいいです。
まず登場のこの表情。暗闇でも分かるこの凛々しい表情。堪らないof堪らない。
からの、上から見下ろしてる目線が至極最高。
「来たぜ」と言わんばかりの表情が堪らない…
その1秒後に、この笑顔である。
「ええ?!カッコイイのに、可愛いの?!」ってオタクの心を揺さぶってきます。
登場からたった10秒の出来事である。
もうすでにここだけでお腹いっぱい。
ここからはひたすらに可愛い有岡くんをお楽しみいただけます。
ソロアングルのいいところは、自分のパートじゃない時の動きが見れるところ。
だいたいカメラが抜いてない時はゆるっと踊ってるメンバーが多い中、常に全力全開の有岡くん。1秒足りとも飽きません。
遠くにいた圭人のところ、くるくると回っていって、永遠につんつんしてる大ちゃん。
そこからの「落ち着かないよこの一週間」って自分のパートになった途端に、この切り替えぶりである。プロである。
客席に向かって「うんうん」って頷いたり、
手を差し出したり、
とにかく見ていて一生飽きない。
表情が一つ一つが最高すぎる。
そして移動では、メンバーとすれ違った時のこの全力笑顔である。一分一秒も漏らさず可愛いのが凄い。
後にも先にもこのReadyGoを超えるReadyGoはありません。
・Viva!9’sSOUL (JUMPing Carnival)
前菜2品目は、Viva!9’sSOULです。
メンバー紹介ソングってだけで十分美味しいのに、ソロアングルがそれぞれ付いているっていう贅沢さ。
vivaのお召し上がり方は、
「全体のアングル→有岡くんのソロアングル→知念くんのアングル」がオススメです。
まずはviva本来の味をじっくりお楽しみください。
2回目は有岡くんのソロアングルをお楽しみください。
そして、最後に知念くんのソロアングルをお召上がりください。
なぜかというと、「常に知念ちゃんと戯れているから」です!!!知念くんのソロアングルにもまた違った角度からのありちねの戯れが見るれるのでオススメです。
それではviva9の有岡くんを余すことなくご紹介していきます。
まず最初に歌い出しの有岡くんのお顔が最高すぎる。
真正面だとこんなに凛々しいのに、真上を見上げた途端、バブさが増すのはなんでだろう…
まず知念ちゃんを紹介する有岡くんが美味しいです。そして、距離が近い(平常運転)
そしてメインのスポットから自分の場所に戻ってきた有岡くん、変わらずにはちゃめちゃに可愛くないですか?!?!バブくないですか?!?!
知念ちゃんが下のステージに来た途端、ドラムにしたり
背中ペチペチ叩いたり、
構えてみたり、ひたすら知念ちゃんと戯れてるのがいい。
「裕翔~~!!」のところで、諸手上げてるありちねやぶ可愛い。世界平和。
ここは圭人の紹介パート「ロック!ロック!かき鳴らせギター!シャウト!シャウト!叫べ英会話!」の部分。エアギターしながら、知念くんに全寄りかかりな有岡くん、迷惑すぎて可愛い。
そして、ここは「いのちゃん!いのちゃん!」の掛け声のところ。全力で叫んでいるところがまた可愛い。
ここは山田くんのパート。「聞かせてブレス」のところ。表情まで作り込んでるところが味わい深い。
そして、待ってました!!!ついに大ちゃんの番。めっちゃニコニコしながら、ステージに上ろうとするも、光くんに阻止されてる有岡くん。可愛い。
そして、ついに「ステージ上れたっっ!さ!俺のこと紹介しろや!!」って拳を掲げている有岡くん。
「え?DJダイキって、俺それだけ?」に対して、グッ!してる山ちゃんと、頭ポンポンしてる裕翔くん、静かに見つめる光くん。
裕翔くんに軽々持ち上げられちゃってるところも含めて美味しい。
そして最後は元気に踊る有岡くん。可愛い。
最初に聞いた時はなんで大ちゃんだけまともな歌詞がないんだ…と泣いた有岡担でしたが、5年経ってじっくり見続けてると、「ん?むしろこれはこれで美味しいのでは…」という感じてきた今日この頃です。
ちなみに、翌年のDEAR.では、「DJダイキ!スニーカー!千葉県!」と山ちゃんが雑に紹介してくれたり、翌々年には、「やべ~何も思いつかねぇとりあえずみんな声出せ~」って言ってる山ちゃんに「今紹介を考えろ!」っていう大ちゃんとか、「じゃあ裕翔代わりに紹介して…」というと裕翔くんが大ちゃんポーズして「今完全にいじったな」と叫ぶ大ちゃんとか、毎年違った楽しみ方ができますので、年を追って味わうのもまた違った楽しみ方です。
【スープ】・Oh!アイドル(smart)
続きましてのお料理は、Oh!アイドルです。
これは正統派の味付けながらも、どこか懐かし味わいが楽しめるのが特徴です。隠し味に愛追I隊の愛情が入ってます。
まず、いのけとありというトリオが美味しい。
原色のスウェットに、白い短パン、ハイソックスという、Theアイドルっぽい古くて絶妙にダサい衣装がまた味わい深い。
そして、これも例に漏れずソロアングルがあるのが美味しい…
こちらは「全体のアングル→ソロアングル」がオススメです。
全体のアングルを見て、トリオの可愛さを十分に味わった後に、一人一人のソロアングルをじっくり見て味わうのが通です。
それではここでの美味しい有岡くんをご紹介します。
まず出だしから、既に可愛い。赤がとても似合う…そしてハチマキがとてもよく似合う…何を着させても似合う…
その3秒後にはフレームアウトしてる有岡くんです。
動きが激しすぎてカメラさんが追いついてないのがまたいい。完全に画面から消えました。活きがいいです。
そこからの「どうもみなさん!はじめましてっ!」の笑顔が堪らない。え、こんな可愛い笑顔できる成人男性いる?!?(真顔)
ここだけでもう美味しすぎて先に進めない。
カッコイイところもあり
バブいところもあり
可愛いところもあり、
カッコイイところもある。
1秒ごとに様々な有岡くんを見ることができるので、オタクの感情が大渋滞します。有岡くんを多量摂取し、脳内ショートしかけたら、躊躇わず1回停止ボタンを押して、深呼吸をしましょう。
そして、後ろのメンバーがガチオタしてる映像も美味しい。3人の団扇持ってるのが可愛い。
3人で決めポーズからの
圭人が2人を押しのけて
メインステージを走る圭人。
顔を見合わせるいのあり。
「なんだよ、あいつ」って永遠に文句言ってるアリオカダイキ(5)と、その姿をじーっと見てるイノオケイ(6)が可愛い。(その後曲に間に合わなそうになり、走るいのありも可愛いです)
そしてここ!!
「でもね~時には寂しいんだよ~」の泣き泣きのダンス
圭人くんの泣き真似、可愛すぎる。
隣を見ると、ど真顔でひたすら手を動かしてる無表情なダイキくんを味わうことができます。全く寂しくなさそうです。
逆に無表情すらも愛おしく感じる。
手を合わせた時の有岡くん、ニッコニコしてるんです…めっちゃ可愛い。
からのこのカッコ良さ。
なんなんでしょうね…
彼は何個の表情の引き出しを持ってるんでしょうね…
【魚料理】
・My Girl (DEAR.)
続きまして、メインディッシュはMygirlです。
もう有岡担、山田担はおかわりし尽くしてる逸品だと思います。
おかわりしてるけど、おかわりの手を止められない、そんな魅力が溢れて止まらない一曲です。
Mygirlの楽しみ方は、
再生ボタンを押す前に、一旦心を落ち着かせます。そして、深呼吸を3回ほどして、心の準備をします。
騒ぐタイプのオタクはすべての窓を閉めておくといいでしょう。
過呼吸するタイプは、近くに酸素ボンベを常備しておきましょう。
そして、正座をして、静かに再生ボタンを押します。
まずは何も考えず映像としてMygirlを楽しみます。
2回目は「もし自分が幼なじみだったら…」と想像して、歌詞を味わいながら映像を見ます。
そこで動悸が速くなった場合は、それ以上の摂取は控えましょう。心臓がもたないでしょう。Oh!アイドルあたりで、リハビリを続けてください。
3回目はダンスを味わいます。
MyGirlは永遠の憧れだと思っていて、決して手の届かない星のような曲だと思ってます。
この2人の背中から溢れ出る幼なじみ感。
一人の女の子を取り合ってる幼なじみ2人という設定に何度オタクが妄想しただろうか…
それを体現したMygirl。「ありがてぇ」の一言につきます。
ほんとうにこの世にMygirlが誕生してくれてありがとう。
「これだけを見るため私は生まれてきた」と思ったし、「これを生で見るまでは死ねない」と思って生きたオタクでした。一生の心の支えです。今でも家宝。
【肉料理】
・Bubble Gum(Sense or Love)
これこそメインディッシュに相応しい逸品です。
素晴らしきソロ曲。オタクたちはこの日をどれだけ待ちわびただろうか…
これは後世に語り継ぐべき一曲。
このお料理の楽しみ方は、人それぞれ。ただひたすら感じたままを楽しんでください。
まず最初の演出からして素晴らしい。
ガムに模した風船から登場する演出。
タイトルを盛大に回収してる。(違う)
紙吹雪が舞い、登場する有岡くん。
「え、天界から舞い降りてきた?」と思うほどの神々しさと静寂さ。
きっと天界の桃太郎だ。
そしてこのプロジェクトマッピングを駆使した演出。エモさの極み。
ところどころJUMPメンバーが出てくるという遊び心。最高だ。
そして最後の表情。
ここまでカッコ良さを前面に出して来たのに、このひょうきんな表情とバブさだ。
そして、最後はしっかりとガムを踏んで…
からのこの表情だ。
有岡くんの中で、オチを含めてしっかり一つのストーリーになっているのが強い。
天界から登場→息を飲むカッコ良さと高度な演出→ガムを踏むというドジを見せて、最後みんながふわっと笑って「やっぱり大ちゃんだ…」って安心して終わる。カッコイイだけでは終わらないのが、1枚上手すぎる。さすがすぎる。この楽曲に関わったすべての関係者の方々に金一封を送りたい。そして有岡くんのATMになりたい。(願望)
BubbleGumは語っても語り尽くせない魅力があるけど、歌詞が素晴らしい、エモさとカッコ良さとバブさを兼ね備えた有岡くんの魅力、プロジェクションマッピングを駆使した演出や“ガムの中から出てくる”や“ガムを踏む”という細かい仕掛けが素晴らしい pic.twitter.com/2YMjTQlTbs
— おかゆ (@omum415) 2020年9月5日
【ソルベ】
・スタートデイズ(1/0)
医師から、精神安定剤として、1日1SD(スタートデイズ)を処方してもらってます。
スタートデイズ、「この名前覚えておいて損はないと思うよ」「ちきしょーみんなしてバカにしやがって…」ってイキってる転校生ダイキと、めちゃくちゃ転校生意識してるヒカルと、常にふざけてるケイと、天然なユウヤと、隙あらば小ボケをかましてるコウタが可愛すぎて1日1SD(スタートデイズ)摂取してる
— おかゆ (@omum415) 2020年8月31日
BESTコーナーの楽しみ方は、何も考えずただひたすら「BEST愛おしいな~」という感情で見ます。
それでは有岡くんの美味しいポイントをご紹介します。
登場シーンから天才。
男は黙って仁王立ちと言わんばかりの堂々たる登場。
そして、自分で歓声を盛り上げておいての
「まぁまぁまぁ」となだめる一連の流れ。煽り方が天才すぎる。
「僕のこと覚えておいて損はないと思うよ。だって、この学校で1番のモテモテになる男だから」っていう生意気ダイキが最高。
「くっそ~みんなして馬鹿にしやがって。これが戦いのリズムだ!!」っていうセリフが最高に好き。
ひたすら小学生の有岡くんを拝みます。
たまに、何で黄色い帽子被んないんだろう…と思い馳せます。きっと髪の毛のセットを崩したくないからでしょう。1年生にしてはませてますね。
ここの「Day by Day(クイッ)」の振り付け。
めちゃくちゃ可愛い。
ゅぅゃの「なんで1人なの~」ところで、静かに見つめるいのあり。シンクロしてるところが可愛い。
「ガンガンいこうぜ!ガンガンガンガンいこうぜっ!」の有岡くん、バブい。なんだろう…下から撮ったアングルだからかなぁ。いつとよりバブみを増している気がする。
ただシンプルに眼鏡がキツそう。
無駄に凛々しい。
「(転校初日でここまで着いてこれたのはお前だけだぜ…)」って認めてる光くんと、何にも考えてなさそうな有岡くんのこのツーショットが好き。
・スクールデイズ (smart)
それでは引き続きまして、
スタートデイズのソルベを堪能していただいた後は、スクールデイズのソルベもお楽しみください。
爽やかで幼い味わいのスタートデイズとはまた違った、少し青春真っ只中の高校生の甘酸っぱい食感をお楽しみいただけると思います。
ここでの楽しみ方も、何も考えずただひたすら「BEST愛おしいな~」という感情で味わっていただきます。
それでは有岡くんの美味しいポイントは、寸劇の可愛さと歌っている時の笑顔の可愛さです。
納得いかない表情がひたすらに可愛い。
そして拗ね方が、一人じゃんけんってところが、最大級のかまちょすぎて愛おしい。
そして地味に左手が弱い。
「筋トレだってしたのに!」っていう有岡くん、てっきり凛々しい顔してるのかと思いきや、想像以上にバブくてびっくりしますね。可愛いですね。
光くんに「ちび!ちびちび!!」って言われた時の、ちょっと傷ついたような目。「ちょっと言いすぎたごめん」って言われて、小さく頷く有岡くん。後ろで常に寄り添ってる伊野尾くん。
「俺だって、じっちゃんの名にかけてっていってみたかったよ!!ずっとビデオ持って、横で見てた…」って言ってる有岡くんと、永遠に大ちゃんの真似をしてる伊野尾くん。
「(なんかちょっと熱いし、うるさいな…)」っていう有岡くんと、そんなの気にしない光くんが可愛すぎる。
「スマァイル!!」の時の有岡くんの笑顔!!!!
2秒の中にすべての魅力が詰まってる…!
たとえ2日間徹夜してても、この笑顔向けられたら、疲れが全て吹き飛ぶ自信がある。
絶対伊野尾くんにグータッチしない有岡くんと、永遠に待ってる伊野尾くん。
万年モテたい病のBEST兄さんを応援していきたい。
【生野菜】
・RELOAD (smart)
続きましてのお料理は、RELOADになります。
これはなんと言っても、素材から有岡シェフが調達したという自慢の1品でございます。(訳:作詞した)
また盛り付けまで、有岡シェフのアイディアが盛り込まれており、隅々までお楽しみいただけます。(訳:帽子を被るという演出は有岡くん発信)
それでは、食べてみましょう。
まず、RELOADは有岡くんの表情が天才。
そして、BEST兄さんの立ち姿がカッコよすぎる。さっきまで「モテたい」とか言ってた人達はどこに行った…?
そしてここ!!
「Give you my heart…Give up は ない。気付いてくれこの気持ちにBaby…」のところですが、目から入ってくるカッコ良さと、耳から入ってくるカッコ良さがやばい。
【甘味】
・Puppy Boo (JUMPing Carnival)
甘味は、PuppyBooをご用意しております。
セトリ入りした時、「大勝利!!!」って叫んだくらい、何を隠そうPuppyBoo担です。
有岡くんの声質の素晴らしさが最大限に生かされてる一曲だし、何よりも可愛い。
そして、先頭に立って踊っている時点で大勝利。運営はよく分かっている…
「ほんとはただkiss you」の「you」を「チュッ」に変えているアレンジが最高。甘すぎず甘いデザートでした。
【果物】
さっぱりとしたお口直しの果物は、Chauの盛り合わせをご用意しました。
・Chau# (JUMPing Carnival)
なんかよく分からないけど、グーしてハンドルみたいに踊ってる大ちゃん可愛い。
そして、「君との出会いにcelebrate」の有岡くんが完全にミッキー。
よっ!さすがディズニーランドと同い誕生日!!
【コーヒー】
締めのコーヒーとして、少し渋めなUNIONをチョイスしてみました。
・UNION (JUMPingCarnival)
タイトルは“2つ以上のものが結合する”という意味で光くんが発信したもので、歌詞はそれぞれ自分が歌うパートを作ったという。
“UNION”というテーマだけ決めて、
有岡、八乙女はラップ詞
薮はサビとかメロディーの部分を担当。
歌詞は別々に書いた。
「被ったワードがなかったから個性を出せた」と話す3人。
そう思うと、非常に味わい深くて、有岡くんの歌詞の中に「培ったものが今光る」というフレーズがあって、次のパートから光くんになる。そういう小さなところで、遊び心が散りばめられてるのがUNIONの魅力。
コーヒーもただ飲むだけではなくて、ルーツや原産地のことを知るとより一層味わい深い。
そのように、UNIONも作られたルーツや、思いを感じ取ると、より一層味わい深いものになる。
ぜひ何杯でもおかわりしてみてください。
✄-------------------‐✄
それでは、以上で「有岡くんの魅力を味わい尽くすフルコース」はすべてとなります。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!!!
せーの!!
「ご馳走様でした!!!!」
有岡大貴から学ぶ圧倒的愛嬌力
アドラーは言いました。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」
人間関係の悩みは、いくつになっても尽きないものですね。(絶賛職場の人間関係悩み中)
この人と話したい、この人なら信頼できる、無理な頼み事されてもなんだか許せちゃう、理由もないけど惹かれちゃう、気が付くとみんなの輪の中にいて話題の中心。
そんな人は周りにいますか?
理由は色々あると思いますが、その1つに、
“愛嬌力”があると思います。
愛嬌
1 にこやかで、かわいらしいこと。
2 ひょうきんで、憎めない表情・しぐさ。
3 相手を喜ばせるような言葉・振る舞い。
そこで、今回は、愛嬌の申し子、有岡大貴くんから、圧倒的愛嬌力を学んでいくとともに、有岡くんの魅力に迫りたいと思います。
目次
1. 120満点の笑顔
2. 頼られ上手、頼り上手
3. たまに織りまぜるタメ語
4. 自然なスキンシップ
5. 自分の立ち位置を分かっている
1. 120点満点の笑顔
【問題】
テスト直前になって「お願い!物理のノート見せて!」と迫ってくる隣の席の有岡くん。後日、テスト終わったあと、「○○のノートのおかげで赤点免れた!さんきゅーな」って120満点の、ひまわりが咲いたような笑顔で言われました。次の定期テストで「貸して」と言われたら、あなたはどうする?
1.次もノート貸したくなる
2.一生貸さない
(シンキングタイム)
▽1.次もノート貸したくなる
ですよね。
有岡くんといえば、この120点満点すぎる笑顔。この笑顔に落ちない人類はいない!!
このキュッと上がった口角、白い歯、クシャとしたおめめ、丸い頬っぺ。どこをとっても120点満点の笑顔だ。
有岡くんの笑顔を見てると、ほんと幸せになります。笑顔って伝染するらしいです。自分だけじゃなくて、相手も笑顔になる。
ぜひ他担の方は、コンサートDVDの大ちゃんのソロアングルを見てください…見終わった頃には、自然と口角が上がってますよ。
(おすすめは、smartのReady Go)
伊野尾「俺は大ちゃんの顔というか表情が好き。昔からあどけなくて、屈託がないところが変わらない良さなんだよね。そんな大ちゃんの笑顔って、これからもずっと変わらないと思うよ。」
有岡「屈託のない笑顔いいっていつも言ってくれるから、屈託って言葉が覚えられたよ(笑)俺はいのちゃんの貴公子みたいな笑顔が好き」
笑顔には、相手からの好意を引き出す力もあって、「好意の現れ」としての笑顔を向けられると、「好意の返報性(自分を好きなってくれた人を好きになる)」という心理が働くそうです。
Q落ち込んだときにそばにいてほしいメンバーは?
伊野尾「落ち込んでるときこそ明るく笑いたいって思うので、そういうときにはやっぱり大ち
ゃん!何を言ってもなんでも笑ってくれる
から、気持ちをパッと切り替えられそう。」
人と人とのコミュニケーションの9割が、声や身振り手振り、表情や話し方などの、いわゆるノンバーバル・コミュニケーション(言語外のコミュニケーション)だと言われています。
特にそのうちの5割は、「顔の表情」、つまり笑顔なんです。
大ちゃんの笑顔は、世界を救う!!!!
2. 頼られ上手、頼り上手
【問題】
「突然のお願いでほんとごめんね」という声に顔を上げると、困った顔をして、両手合わせてる同僚の有岡くん。よくよく資料見てみると、え、これ、期日明日までじゃないですか…「今日中に完成させなきゃいけないんだ…手伝ってくれないかな?今度ランチ奢るから」と土下座しそうな勢いの有岡くん。返事は?
1.いいですよ
2.困ります
▽1.いいですよ
分かる。
この後、2人で終電まで残業するし、結局会議には間に合うし、2人で上司にプレゼンは褒められるし、当日も大成功で、社内の打ち上げで隣の席になって、「ほんとありがとう!○○には足向けて寝れないわ!」なんて言ってる有岡くん目に浮かぶ。
気づいたら、私の懐の中に入ってるし、なんなら、有岡先輩の手のひらで転がされてる勢。
【JUMPメンバーと仲よくなる秘訣は?】
伊野尾「大ちゃんは、それこそ“人類みな友達”じゃない?」
知念「それは当たってる。誰とでも何もなくても、大ちゃんからいろいろ話してくれるだろうね。」
[2016.2/POTATO]
つい頼ってしまう人 伊野尾→有岡
伊野尾「自分では頼ってないと思うんだけど気づいたら頼ってるのかも」
一番頼もしいのは?
伊野尾「大ちゃん。優しくて頼もしい」
頼み上手な上に、頼もしいってどういうこと?!?
憎めなさ、というか。
頼みづらいことも「OK」と言わせてしまう人間力というか。
3.たまに織りまぜるタメ語
【問題】
「先輩、お疲れ様ですッ」とドリンクを渡してくれる後輩有岡くん。「あれ絶対反則っすよね~。審判寝てただろ!ね、先輩そう思いません?」そうやって、たった今負けた試合のことを慰めてくれる。「先輩が誰よりも練習してるの俺見てますから。次の試合では、俺のトルネード決めるぜ!!」クルクル回ってる有岡くんを見たら
1.なんだか元気が出てきた。
2.アホくさと思う。
▽1.なんだか元気が出てきた。
っょぃ!!!!!
この人間力っょぃ!!!!
うわ~後輩有岡くんいて欲しかった人生だったな~たまに織りまぜるタメ語、憎めないな~
人見知りの山田が「コミュ力」の高い有岡を羨ましく思い、スタッフなどと話す様子を観察したと言い、次のように語っていたことがあった。
「スタッフさんと話すとき敬語の中に、さりげなくタメ語を入れるのよ。“へーそーなんですか? はじめて聞きました! すげ~なぁ、マジか~!”とか。そのブレンド具合が絶妙なのよ!(笑)」
初対面の人でも、年上の人でもいけちゃう絶妙なラインで使ってくるタメ語!!
これこそ、相手の懐に入る最大のテクニックだと思います…!
あれ、気付いたら、お互いタメ語だし、もしかして私たち仲良いな?みたいな、高等テクニック。
さすがです。後輩岡くん。
誰にでも優しいって当たり前のことのように見えて難しい。大ちゃんの心の優しさが人を惹きつけてるのだと思う。
5.自然なスキンシップ
【問題】
体育祭。初めてリレー選に選ばれた。緊張してる私に、「珍しく緊張してる?」と肩叩いてくれたアンカーの有岡くん。「ちょっとね…」「どんな順位で回ってきても、俺が最後全部抜くから、お前は今までやってきたことをやればいいよ」そう言ってもう一度肩叩いてくれた。
▽ 1.元気が出てきた。
2.緊張した。
男女混合リレーなんですかね。こんなことされたら、恋に落ちるしかないでしょ!!
【有岡くんの家にはよくメンバーが泊まりに来るという話】
知念「でも僕が一番多いんじゃない?」
有岡「かな?5,6回は来てるよね」
知念「大貴は一緒に寝ると抱きついてくるからね、後ろから」
有岡「気づいたら腕の中に知念がいる、みたいな(笑)。俺癖なんだよ。掛け布団を丸めて抱くの」[2016.1/TVfan]
ライブ映像見てても、メイキング見てても、雑誌見てても、「くぅぅ~人との距離の詰め寄り方が上手いんじゃ!!(c.v.ノブ)」
6. 自分の立ち位置を分かってる
1万字を語らずして、有岡くんの何を語る、ってくらい1万字大好き人間なんですが、特に印象に残った部分がここ。
—Hey!Say!JUMP結成当初のインタビューで「セブンとベストの架け橋になりたい」って、よく話してたよね?
「年令も、キャリアも、かなりちがって。全然話したことのないメンバー同士も、中にはいたから。ギクシャクしそうだなって、最初はすごく感じて。俺が真ん中に入ってなんとかしなきゃって。”何か話しなよ”みたいなことはしてないんですけど、何人かでメシ行ったりとか、遊びに行ったり、そういうことはしてましたね」
「セブンとベストの架け橋になりたい」
ことあるごとに、各誌面で伝えてくれるこのフレーズ。
グループの中でも、年齢的に真ん中に位置する有岡くん。大所帯じゃんぷをまとめる核となる部分。自分にはその役割があると、デビューして間もない頃からそう感じていたのだろう。
その強い気持ちは、メンバーにも伝わっている。
山田「大ちゃんは、人と人のバランスをちゃんと取ってくれる人。優しいし、トゲトゲしたとこも一切ない。昔から何も変わらないのが、最高にステキだよね。JUMPにとって必要不可欠な存在だし、俺にとっても大事な友達。」
自分が今どの立ち位置にいるのか、自分は今何をしなければいけないのか、そうやって冷静に分析できる俯瞰力。それこそが有岡くんの魅力だと思います。
以上、有岡大貴から学ぶ圧倒的愛嬌力でした!
これ以外にも「どんな話でも真剣に聞く」「誰にでも優しい」「圧倒時ギャップ」などなど溢れ出る魅力と、有り余る愛嬌力を兼ね備えている有岡くん。私の語彙力では到底伝えきれません。
どこか有岡くんの人間性にいつも憧れているところあるなって思います。そんな有岡くんを応援できることが幸せです!!!
妄想と妄想と…愛の叫びに、付き合っていただきありがとうございました!
伊野尾慧から学ぶ自分を貫く力
この記事を書こうと思ったきっかけは、らじらーサタデー(2015)での会話。
Jr.のころの話になり、
光くんが「いのちゃんキャラ変わんないよね?」って言ったのに対し、
伊野尾くんは「ありのままの自分ですから」と返した。
光:いのちゃんあんまキャラ変ないよね?
伊:ありのままの自分のままの。
光:ニュートラルなね。
伊:ニュートラルです。(2015.5.16)
何気ない会話ですぐに別の話題に移ってしまったけれど、なぜかその言葉がずっと心の中に残っていて。確かに、メンバーの話でも伊野尾くんは変わらないって口々に言う。
知念くんも以前、伊野尾くんの尊敬できるところに“変わらない”というところを挙げていました。
メンバーの中でお互い尊敬できるところはどういうところですか?
知念→伊野尾慧。どんな環境にいても、昔と変わらない。そこが尊敬できますし、不安な時に安心感をもたらしてくれます。
人ってある程度、周りに影響されて生きている生き物だなって思うからこそ、変わらないでいるってすごいことだなって思うし、変わらないって簡単なようでとても難しい。
伊野尾くんの言葉の裏に譲れないポリシーが隠れていたり、実はとても考えられていたり悩んでいたりする部分もあって。とても興味深いなと思ったので、いくつかのエピソードにまとめてみました。
ブログ移行したため、今回少し手直しすることにしました。最後までお付き合いいただければ幸いです。
伊野尾×「メンバーに還元したい」
伊野尾「山ちゃんはデビュー直後から1人でドラマに出たりして、その経験をJUMPに還元してくれてたけど、俺がそういうことをできるようになったのは、ここ2年くらいのことだからさ。『今までの恩返しをしなきゃな』って思ってる」(2016.4 Duet)
伊野尾くんってよく「メンバーに還元したい」って言葉を使う。
大学に通っている時期やほとんどテレビの露出がなかった時期がある。
伊野尾「俺は少し前までグループ以外の仕事ってほとんどない状態で。その間、ほかのメンバー外で仕事して、Hey!Say!JUMPに興味を持ってくれる人を増やしていたんだよね。それを自分が今までできなかった分、少しでも返したい、グループに還元したいって思うし、そのためにも次につながる結果を残したいって思う」
JUMPというグループからしてみたら、デビュー当時は個人の仕事がゼロに等しい中でずっとやっていて。こういったタイミングでこういうお仕事をいただいたので、メンバーに恩返しじゃないですけど、みんながしてきたことを、僕もきちっとJUMPを好きになってもらおうという気持ちもあります。またお話がくるように、結果を残せるようにしないと。(「Saturday ジャニーズ」 2015.4.11)
個人の仕事が、結果的にグループの知名度に繋がる。そうやって、個人の仕事も頑張っていくことで、グループに還元することができる。今や、めざまし、メレンゲ等のレギュラー番組を筆頭に、映画(ピーチガール)主演、ドラマ出演で活躍している伊野尾くん。グループに還元したいってという言葉がいつも彼の心の中にあるのだろうなあと思います。
2.伊野尾慧×カラフト伯父さん
2015年の話になりますが、やはり伊野尾くんの初舞台カラフト伯父さんでは、特に「自分を貫く力」が見えていて、とても真面目なところが見れたのでエピソードとしてここに残すことにしました。
この時期はドラマ書店ガールにも出演していて、スケジュールはかなりハード。書店ガールでは、実際の本屋さんをロケ地として使っていたため、撮影は閉店した後の深夜にやっていた。そのため、昼は舞台の稽古、夜はドラマの撮影、とかなりハードなスケジュールで行われていたこと踏まえて読むとさらに舞台に向けた言葉が心に響きます。
2015年5月、グローブ座で行われた伊野尾くんにとって初主演の舞台『カラフト伯父さん』。あらすじは阪神淡路大震災から20年が経ち、見た目には復興を果たした神戸の町に住む、心に傷を負った青年を主人公に、青年の家に転がり込んでくる父親とストリッパーの3人が織りなす人間ドラマ。
その時の話で、伊野尾くんが数ある作品候補の中から「カラフト伯父さん」を選んだ時の話が私の中で印象的でした。
いくつかの作品候補があり、その中から自ら選んだのが『カラフト伯父さん』だった。ほかの候補と比べて、内容的にもセリフ量的にも苦労することは間違いなかった。“初主演はもう少し易しい役で自信をつけることが大切”“ステップは一段ずつ上がろうよ”と周りから言われた。
伊野尾くんの舞台経験はJr.時代の「滝沢演舞城」「One!」「DREAM BOYS」そして2012年の「JOHNNYS WORLD」など、ジャニーズ王道の舞台やミュージカル。今回はそこから一足飛びに、難しいテーマでセリフも多い3人芝居に挑むことになる。ほかの候補と比べて、内容的にもセリフ量的にも苦労することは間違いなくて、“初主演はもう少し易しい役で自信をつけることが大切”と周りから言われていたという。
その中でどうして伊野尾くんはあえて演じるのが難しいといわれた『カラフト伯父さん』選んだのか。
伊野尾「今の自分がHey!Say!JUMPの中で存在感をアピールするには、周囲から“伊野尾慧には無理だろう”と思われる仕事に挑戦し、結果を出す以外にない」
「9人もいれば5人くらいはキャラなくてもいいんです」っていつも笑っている伊野尾くんの心の中にはこのような気持ちがあったのだ。
そして舞台主演のお話をいただいた時のことをこう語っている。
「舞台出演のお話をいただいたのは、去年の12月(2014年)だったと思います。ストレートプレイと呼ばれる作品に出るのは、今回が初めての経験。経験不足な自分には何も想像つかなくて..。うまく演じる方法を考えるより、お仕事をいただけたことへの感謝を胸に、作品と真摯に向き合いたいと思っています」(STAGE SQUARE vol.13)
上手く演じることよりも真摯に作品と向き合っていきたい、そう語った伊野尾くん。
さまざまなことに悩みながらもあえて高いハードルに挑むことに決めた。伊野尾演じる主人公は震災で生き残った罪悪感と父親への憎悪を心に抱える難しい役。初主演にしては越えなければならないハードルが高すぎるとの周囲の声。
「何事にも真面目で、正面から取り組む性格の伊野尾。理系男子特有の“理詰め”で考える点も不安でした。主人公の徹は自分だけ生き残った罪悪感と自分と母を置いていった父親に激しい憎悪を抱いています。病死した母親を看取らず、震災の時には自分に手を差し伸べてくれなかった父が借金取りに追われて自分の元にやってくる。3人で暮らすうちにどんな心情の変化が生じるのか?伊野尾くんが真面目に、そして理詰めで答えを出そうとしても出せないのが、徹という人間です。」
理詰めでは答えが出せない主人公、徹。どう徹と向き合い彼は成長したのだろうか。
「稽古が始まってみないと分かんないです。セリフがないシーンも多いから、どういうふうにそこを埋めていけばいいのか不安もありますね。」(TVfan 2015.5)
彼自身、この役とどう向き合っていいのか模索していた。そして、絶対に譲りたくないという強いプライド。
「1995年の1月、僕はまだ4歳。被災したわけじゃないから知識でしかわからないけど、どんな苦労しても「どうしても演じたい!」って思いました。絶対にこの役は譲りたくない。」
「普段の自分にないことができるっていうところでお芝居は楽しい。神戸弁はこういうきっかけがないと真剣に考えることもなかっただろうし、演じる役のお父さんとの関係も僕の家庭環境とは全然違うし。お芝居じゃないとそういう世界、感覚を知り得ないというか。知る世界の幅が広いというのがこういうお仕事の面白さだなって思って、だから僕は好きだなって思います」(TVfanCROSS)
難しい役を演じることに臆することなく、「自分にないことができる」「知る世界の幅が広がる」と考えているという発想の転換がすごいと思った。
そして、共演者の方からのお話。
升さん「今回のお芝居は3人芝居で、しかもストレートプレイで、伊野尾ちゃん的にはほぼ初舞台みたいな事で、しかも関西弁という非常にハンデを背負った、そんな中で本当に、文字通り悪戦苦闘していた伊野尾ちゃんだったと思います。一番最初の本読みで聞いた時の関西弁はほんっとにもう、お世辞にも、”これはイケるな!”という手ごたえがなく(笑)、大丈夫かと。この関西弁が成立しないと成立しないぞこのお芝居はっていうね、かなり「マズイな」感を漂わせてたと思います。ところが、一回稽古が終わって家に帰って、翌日稽古場に来るともうグンとこう、良くなってるんですね。お芝居も伸びしろというか、すごい伸び方をするんで、おっこれは負けてらんないなと思っていました」
その吸収力は升さんに「雨後の筍」と言わしめるほどの成長でした。また共演者の松永さんはブログで「初舞台の青年が舞台役者へと羽化した瞬間を目撃した」と伊野尾くんのことを語っていました。
そして伊野尾くんにとって共演者のお二人はお父さんやお母さんのような関係だと語っていました。
伊野尾「3人の舞台だったので、ほんとに三人の仲はどんどん深まったというか。本番始まってからは、お二人からは、気持ちの持ち方や今後お芝居をやっていく上で為になるアドバイスって本当にたくさん頂きました。ほんとに、二人に、二人になんか(笑)。言っちゃ悪いですけど、本当にお父さんお母さんみたいな感じで。特別な関係というか、特別な存在、ですかねえ(笑)」
そして伊野尾くんが最も苦戦した”神戸弁”について。
「徹の特徴といえば神戸弁ですが、稽古に入る前はそこに集中しがちだったんです。でも鄭さんが一番最初におっしゃられたのは「まずは気持ちがあってのことだから、方言にとらわれすぎなくていいよ」ということでした」(カラフト伯父さんパンフ)
「気持ちがあってのことだから方言にとらわれすぎなくてもいいよ」この言葉で、かなり伊野尾くんは楽になったと思う。「神戸弁を喋らなきゃ」という思いから、自然の感情の発露とともに神戸弁が出るようになったのだと思う。
舞台「カラフト伯父さん」公演が終わって (2015年)
伊野尾「そうですね、東京、大阪公演が終わって何がいちばん思ったかというと、感謝の気持ちが強かったですかねぇ。ほんとに初めての舞台で、升さん松永さん、演出家の鄭さんに支えられてまたスタッフさんと皆さんに支えられて、こういう舞台がやれて。やってく中でやっぱり稽古中や本番中に悩むことは鄭さんから頂く指導などで解決してく部分とかあったんですけど、本番始まってからの方が、悩んだり考えたりする事の方がすごく多くて、そういった時にほんとに升さん松永さんの言葉だったりとか、姿を見て、勉強になったりとか、考える事てすごいたくさんあって、ほんとに僕にとって、貴重な経験で「カラフト伯父さん」という舞台でよかったなと本当に思います。」
本番が始まってからのほうが悩むことが多かったという伊野尾くん。そんなときは共演者の二人の演じる姿を見て学んだり、たくさんのアドバイスをいただいてさらに演技について深く学んだのではないかと思う。3人の舞台だということで一人一人に課せられる責任感は大きいがその分、密接に演者としての姿勢や考え方を学べたのはとても貴重な経験だったと思う。
3.伊野尾×一万字
「苦労売りはしない」
ファンであれば「あの時彼らはどう思っていたのか」「デビューした時は?」などグループやメンバーがどういった挫折や苦難を乗り越えてきたか、その中で関係性がどう変わってきたのか、という話は一番知りたいことである。ほかのグループの一万字やメンバーの1万字インタビューではそういう当時大変だった話をしてくれた人もいた。ファンはその知られざる過去を初めて知り、軽率に涙ちょろりしたのである。しかし、伊野尾くんは違った。インタビュアーがなんとかツライ話を引き出そうとするのを飄々とかわした。辛いことを語りたがらない伊野尾慧に対し、「だからインタビュー中、ツライ話はぼかすし、笑い話ばっかするんだ」とインタビュアーが言った。
それに対して返した言葉が、
「泣いて悔しかった話っていうのはできるよ。あるから、もちろん。でもなんだろう、それを読んだり、感動してくれたり“私も頑張ろう!”って思ってくれるかもしれない。たぶん、そういうことも僕たちの仕事ひとつかもしれない。でもおれはそんなことよりファンやお客さんに笑っててほしいっていうか。」
はっきりと自分の意思を表明した瞬間でもあったと思う。今まではのらりくらりとかわしていたものをはっきりと自分の意思で「言いたくない」と。
そして次のように続けた。
そういう言い方は変かもしれないけど、仕事だからって自分を取り繕ったり、アイドルアイドルしなきゃっていうのも全然ないし、ホント、自分は自分のままで生きてる(笑)それじゃ受け入れられないかもしれないけど、自分を変えたいと思わないし。それで好きになってもらえたらいいなって。だから俺は、感動とか、そんなことよりも、僕や僕らを見て、ファンやお客さんに笑ってほしいっていうか。
この文章を読んだとき、強い人だなあと思った。「自分は取り繕わない。受け入れられないかもしれない。でも変えない。」とはっきりと言っているところだ。たとえ周りから受け入れられなくても自分は変えないと言っているのだ。
そして次の質問。
「JUMPはデビューが早いから、JUMPを知らない人は、苦労知らずのエリートって見られたりする時もあると思うけど、その時は、実は苦労している、本当の姿を伝えたいと思わないの?」と。
それに対し、
全然思わない。そういう見方をする人もいれば、きっとどこかには苦労したねって思う人もいる。みんなが思うことは同じじゃない。
そして自分の考え方を強要しない。
まさに苦労話をすることを拒み「純粋にアイドルを楽しんでほしい」という意志が随所に出ていた。
そもそも苦労をしたりとか、つらいだの、大変だのっていうのは、この世界だけのことじゃないし。これを読んでるみんなもしてる。みんな大変な思いをしているし、挫折も味わっていると思う。俺がそういうことを話せば、知らなかったことが知れてっていうのはあると思うけど、やっぱり俺は楽しかった話とか面白かった話だけをしたい。自分も楽しいし、読んでる人も楽しいんじゃないかって。
「みんなも同じように苦労しているから苦労話はしない」
この話を聞いたときは、こういう考え方の人もいるんだなあと思った。アイドルを応援していくうえで苦労話は涙を誘うものがある。売れなかった下積み時代。笑顔の裏に隠された血のにじむような努力。私たちはそれを自分の姿を重ねたり、今輝いている姿を思い出しては涙するのである。しかし、よく考えたら、苦労しているのはその人たちだけではないのだ。私たちだって毎日の激動の中を生きているのだ。理不尽なことを言われたり、物事がうまくいかなかったり、いろいろなことがある。
「苦労の種類は違えど、苦労しているのは自分たちだけではない」
この考え方はとてもしなやかで強いなあと思った。そしてこれが彼の譲れないスタンス。
4、伊野尾×JUMP内での役割
「9人もいると、役割5人くらいやってれば、4人くらい役割なくてもいいんじゃないか。」
これは伊野尾くんがVS嵐に出演した際に放った言葉。
Hey!Say!JUMPは9人という大所帯のグループである。
それについて伊野尾くんはどう考えているのだろうか。
JUMPの中での自分の役割は?
役割?役割なんか気にしません。会社じゃないんだしさ。
9人って人数が多くて、その中でバランスを取っていくって難しくて。誰かは前に出るけど、それ以外は注目されないという事が必ずあって9人を平等になんて無理なわけ。必然的に誰かが目立ってくるんだけど、誰かを前にするかで見え方が全然違うのがJUMPの利点だと思う(PERSON vol46)
9人を平等に映るということはなんて無理だ、と分かったうえで、それを欠点としてとらえるのではなく「9通りの全然違う見え方ができる」と利点として捉えているところが、伊野尾くんの機転の良さだなあと感じる。
5.伊野尾が語る自分のこと
テキトーだと思われがちの伊野尾くんだが、意志の強さや苦労売りはしないというモットー、あえて難しい役を演じるという決断力、など普段見えない意外と真面目な部分。
この章では、逆に、テキトーすぎる伊野尾くんについて見ていきたいと思う。
幼稚園のころから、徒競走で「1位になってやろう!」という意識すらなかったし(笑)、基本的に戦わないで生きていきたいタイプ。「ありのままの自分で、楽しくやること!」が僕のモットー。(CanCam 2015.6)
性格はのんびりした子だったかな。幼稚園の運動会でみんなすげー全力で走っているのに、俺だけにこにこしながら手を振って歩いてたって。お母さん、おばあちゃんから“あの子は大丈夫なんかえ”って言われたらしい。テキトーっていうかマイペースだったというか。(一万字)
徒競走でみんな全力で走っているのに一人だけにこにこしながら手を振って歩いていた伊野尾くん。根っこからのアイドル。
幼稚園のころから、徒競走で「1位になってやろう!」という意識すらなかったし(笑)、基本的に戦わないで生きていきたいタイプ。「ありのままの自分で、楽しくやること!」が僕のモットー。自分が自分でいられなくなるのは嫌だし、何より楽しんで取り組まないといいものは作れない。それと、仕事に熱を入れることも大切だけど、仕事とプライベートの境界線をどこかに残しておきたい。(CanCam 2015 6月号)
自分をどんな性格だと思うか尋ねてみると、「まぁ、お気楽な性格だと思います。コンサートでもかっこつけるのが得意じゃないし。常に自分のまんまでいたいんで、マイペースです」とサラッとした口調で返ってきた。「メンバーからはどういう人だと言われるの?」と尋ねると、「『伊野ちゃんは頭が良くて、真面目で、カッコよくて優しいよね』てみんなから言われますよ。まぁ、そう書いて頂ければ、間違いないんじゃないかと。読者のみなさんが『コイツ、スゲーな。自分でハードル上げた』って少しでも興味を持ってもらえますかね(笑)」格好つけるのは苦手みたいだが、冗談を言って笑わせるのは、得意なよう。(FLIX 2015 6月号)
─打たれ強いですか?
「僕は打たれ弱いです(笑)。いや、弱いというか、当たり前のことだと思っているんです。Jr.の頃とか、踊れなくて外されたり、踊れないから後ろの位置になったりいて、悔しい思いをたくさんしてきたから、そういったことが起きるのは当たり前のことだと思っていて。それに対して頑張るということも特別なことではないというか。あ、僕、負けず嫌いでもないんです。負けず嫌いじゃないし、打たれ弱い(笑)」(BARFOUT!)
6.メンバーにとっての伊野尾慧
最後にメンバーにとっての伊野尾慧について見ていきたいと思う。
伊野尾くんの好きなところ〉
山田 バカっぽいのに周りが見えてる
知念 なんとも言えない感じが好き
圭人 テキトー具合が和む
裕翔 1番俯瞰して見てくれる
有岡 ニュートラル
光 そういうテキトーなとこ
高木 テキトー具合
薮 空気が読める
1.山田→伊野尾
まとめてみて気付いたんだけど、いのやまが意外と熱い。
完全努力家な山田くんに対していつもどこ掴みどころのない伊野尾くん。一見して正反対な二人に見えるが二人だが認め合うと、ここが強い。
(JUMP内でいちばん厳しい人は誰?)伊:みんなそれぞれ仕事やとくにコンサートに関してはシビアというか、しっかりした考えを持ってるよ。とくに山ちゃんはいろんなことを見てるし、細かいところまで考えたりして、しっかりしてるなぁって感心する/d誌13.06
山田「“もしかしたら伊野尾ちゃんって、JUMPの中でいちばん大人なのかもしれない”って思った出来事が、つい最近あったんだよね。もしかしたらメンバーのことを誰よりも把握してる人なんじゃないかって。オレの場合、みんなの動きをジッと観察しなけりゃ現状を分析できないんだけど、伊野尾ちゃんはフラットな状態でもオレらを見ることができるんだなって。それって何気にすごいと思うんだ。/d誌13.08
山田「今年JUMPは勝負の年だって、みんな分かってる。今まで一気にみんながこんなに動く年はなかったし。伊野尾(慧)ちゃんがテレビで日の目を見ることがなかったから、オレ、すごくうれしい」「いろんな場所でかつやくしてるなぁって。舞台『カラフト伯父さん』を観に行ったんだけど、すごくかっこよかったよ。」
伊野尾くんと山田くんってって考え方が対称だなって思うからこそのいのやま興味深い。山田くんはとにかくやるって決めたことは突き通すし、ドラマのためだったら二週間で五キロ落とすくらいストイック。逆に伊野尾くんはあえてそういうところに自分を置いてない気がする。無理をしていない感じ。だからこそ、山田くんの“もしかしたら伊野尾ちゃんって、JUMPの中でいちばん大人なのかもしれない”って言葉は熱い。
2.有岡→伊野尾
伊野尾くんの好きなところ 有岡 →顔、発想力、ゆるさ
伊「俺がしょうもない話をしても大ちゃんは笑ってくれる(笑)ふつう、自分にとっておもしろくない話だと笑わないけど、必ず笑ってくれる大ちゃんが好き。」
有「同じこと思ってた!俺の話で笑ってくれるのも伊野尾ちゃんだけだもん。誰も笑ってくれないときは、ふたりだけで話そ(笑)」
打って変わってこっちは話してることが超絶ゆるい。そこがいのありのいいところだと思うんだけど、いつまでもゆるゆとコントをやっていてほしいです。あと、ごはん食べに行くと二人ずっと携帯いじってて「話している時間より携帯いじってる時間のほうが長いね!」って一緒にご飯食べに行く意味。
3.知念→伊野尾
伊野尾の好きなところ 知念→なんとも言えない感じが好き
メンバーの中でお互い尊敬できるところはどういうところですか?
知念 伊野尾慧。どんな環境にいても、昔と変わらない。そこが尊敬できますし、不安な時に安心感をもたらしてくれます。
知念「いのちゃんは僕のボケをちゃんと聞いて必ず何か仕返してくれる。ほかのメンバーが聞き逃すようなボソッと呟いた発言でも「知念、それはさー」ってツッコンでくれるからね。ぼんやりしてるようで周りに気を配ってるんだなーって。そんないのおちゃんに救われることがいっぱいあるから、言葉にはしないけどちゃんと感謝してるよ」
知念くんって変わらない人好きそう。自分が人見知りだからこそ、コロコロ変わる人とか八方美人は基本信じてなさそう。だからこそ、いつも変わらない伊野尾くんには絶大な信頼を置いてそう。
3.他のメンバー→伊野尾
(伊野尾くんについて)裕翔→1番俯瞰して見てくれる
中島「俺がいのちゃんの好きなところはラフってとこ。」
伊「ラフって何?」
中「適当(笑)!」
伊「ほめてないだろ!」
中「いや、適当の真の意味はいい意味だからね。そのいい意味での息抜き感が俺にはないし、グループ内でいいクッションだよ。」
中島「『ニノさん』で建築についてプレゼンしてて。自分の特技を活かして好きなことをやってる時はキラキラしてる。」
八乙女:伊野ちゃんの適当キャラとかも僕たちの中では面白かったので、これからどんどん世の中に注目されていくのかって。彼は珍獣なんでね。
7.最後に
伊野尾さんのテキトーさは本人公認のように、「好みの女性の服は?」とか聞かれても、「取材している人の服」を答えたりとかなりの自由さである。しかし、言動はテキトーだけど、考えてることは適当ではないのかなと思う。
テキトーさの中にすごく真面目な話が織り交ぜられていたりして、たまにあまりの自然さにたまに見逃してしまうことがある。
アイドルという職業をやっていくうえで「好きな女性のタイプは?」「好きな女性の服は?」はこれから何万回と聞かれる質問かもしれない。もしかしたら服については細かいこだわりがないのかもしれないし、逆に、自分の好みを他の誰かに言いたくないのかもしれない。でも言いたくないだと仕事にはならない。
もしかしたら、「テキトーさ」というのは伊野尾さんなりに身につけた処世術なのかもしれない。
「彼女とカラオケで歌いたい曲は?」「国歌!」
これは私の中でキングオブ「伊野尾さんのテキトー発言」である。
とにかくふわふわしたスタイルである。しかし、実は真面目な話については自分のそういう核なる部分に触れられたくないのかもしれない。ふわふわしたどこか掴めないような伊野尾さんの中に、内に秘めた芯があるのではないかなあと思う。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました!